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法律系資格で役立つのはどれ?おすすめ5選

宅建講座を受ける人

企業がビジネスを行う上で、諸々の法律を遵守する必要があります。

そのため、日々の業務を行う上で、法律に関する専門知識があると役立ちます。

 

専門知識を深めるためには、法律系の資格の取得が考えられます。

企業で働く際に資格は必須ではありませんが、資格取得を通じた自己研鑽が期待できます。

また、法律系の資格を取得することで、企業の法務部門をはじめとして、新卒での就職や転職の場面で有利に働く可能性が出てきます。

 

この記事では、就職や転職で役立つおすすめの法律系資格をご紹介します。

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新卒での就職や転職に役に立つ法律系資格

日本には1000種類以上もの資格があると言われており、その中には法律に関連する資格も多く存在します。

しかし、就職や転職に本当に役に立つ資格はその中の一握りです。

 

ここでは、就職・転職に役立つおすすめの法律系資格をご紹介します。

資格名 概要
弁護士 法務系資格の最高峰で、幅広い法律の知識が必要となる国家資格。法律事務所、企業法務部どちらの求人もある
弁理士 特許出願の代理などを行う知的財産のプロフェッショナル。企業の知的財産部や特許事務所への道が開ける
司法書士 法務局に提出する書類の作成や、登記などを専門とする国家資格。
宅建士 不動産業界で必須の資格
行政書士 役所に提出する許認可等の申請書類の作成などを専門とする国家資格
ビジネス法務検定 ビジネスに必要な法律知識を検定する

 

弁護士

弁護士の概要

  • 法務系資格の最高峰で、幅広い法律の知識が必要となる国家資格
  • 資格の知名度が高く、法務部においては最上級に評価される

弁護士は、言わずと知れた法務系資格の最高峰です。

民法や商法といったビジネスの基本となる法律について幅広い知識を有するため、法務部において非常に評価されます。

近年では、資格を持ちながら企業に勤務する弁護士(インハウスロイヤー)が増えており、企業からのニーズがますます高まっています。

 

弁護士になるためには、司法試験の合格が必要ですが、司法試験の受験資格を得るために、法科大学院の修了もしくは予備試験合格が必要となります。

 

なお、弁護士について知りたい方は、「弁護士のすゝめ」という本がおすすめです。

こちらには、弁護士資格の意義や、実際に成功できるのかが書かれており、これから弁護士を目指す方の参考になります。

 

弁理士

弁理士の概要

  • 特許出願の代理などを行う知的財産のプロフェッショナル
  • 理系に人気が高く、理系資格の最高峰と呼ばれることも
  • 受験資格は特になく、資格を取れば独立も可能

弁理士は知的財産の出願手続き等の代理を行うことができる資格です。

企業の法務部においては、特許、商標、著作権といった知的財産権に関する業務があります。

こういった知的財産に関する実務は独特で、その道の専門家である弁理士は企業において非常に評価されます。

 

弁理士は法律資格である一方で、実務面では技術を理解するための理系知識が必要になる場合があります。

そういった背景から、弁理士は理系出身の方に人気が高い資格です。

弁理士の詳細は下記の記事をご参照ください。

弁理士が理系資格の最高峰と言われるのはなぜ?

弁理士資格は、特許などの知的財産権に関する手続きを代理することができる国家資格です。 法律知識に加えて、技術的な理解が必要となるため、理系出身の方に人気が高い資格です。   一方で、弁理士は ...

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司法書士

司法書士の概要

  • 法務局に提出する書類の作成や、登記などを専門とする国家資格
  • 受験資格は特になく、資格を取れば独立も可能

司法書士は、法務局に提出する書類の作成や、登記などを専門とする国家資格です。

企業の法務部においては、子会社の設立やM&Aなどの場面で司法書士が活躍しています。

 

非常に難易度が高い資格ですが、司法書士を取得できれば、企業の法務部門などで非常に重宝されるでしょう。

宅建士

宅建士の概要

  • 不動産取引の専門家
  • 受験資格は特になく、資格を取れば不動産業界で非常に役立つ

宅建士は、不動産取引に関する国家資格です。

通称「宅建」と呼ばれており、一般の方にも知名度の高い資格です。

 

宅建の実務的なメリットはかなり高く、特に不動産関係で働く人にとって必須の資格です。

宅建を持っていないと不動産取引は行えません。

また、法律で、不動産業者の事務所に宅建士を5人に1人の割合で置かなければいけないという決まりがあります。

そのため、建築会社・金融機関・不動産管理会社といった業界からの需要が非常に高く、就職・転職の強力な武器となります。

 

宅建士の詳細については、下記の記事をご参照ください。

弁理士として独立する
宅建士になるには?試験制度と合格までの道のりを解説します

宅建士は、不動産取引に関する国家資格であり、不動産業界を中心に人気が高い資格です。 正式名称を「宅地建物取引士」と言います。   この記事では、宅建士を目指すために知っておきたい知識を解説し ...

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行政書士

行政書士の概要

  • 役所に提出する許認可等の申請書類の作成などを専門とする国家資格
  • 受験資格は特になく、資格を取れば独立も可能

行政書士は、役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出などを行う国家資格です。

企業の業態によっては、こういった許認可手続きが発生するため、行政書士の資格は評価されます。

ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定の概要

  • ビジネスに必要な法律知識を検定する
  • 受験資格は特になく、実務で役立つ知識を得られる

ビジネス実務法務検定は、ビジネスに関する法律知識を評価する検定試験です。

3級から1級まであります。

 

名前の通り、ビジネスにおいて必要となる法律の知識が問われるため、実務能力の向上に結びつきやすいと言えます。

 

法律系の資格はどれも難易度が高く、受験のハードルが高い傾向にあります。

一方で、ビジネス実務法務検定は級によって難易度が分かれているので、自身のレベルに応じて受験できるのがメリットです。

 

法律系資格の難易度比較

上記で紹介した法律系資格について、難易度を比較します。

難易度を示す要素としては、受験資格、合格までの勉強時間、最終合格率があります。

これらの要素に基づいて比較すると、以下の通りです。

資格名 受験資格 必要な勉強時間 最終合格率
弁護士 法科大学院の卒業 約6000時間 約20%
司法書士 なし 約3000時間 約4%
宅建士 なし 約300時間 約15%
行政書士 なし 約1000時間 約10%
弁理士 なし 約3000時間 約7%
ビジネス法務実務検定 なし 3級:約40時間
2級:約80時間
1級:約100時間
3級:約75%
2級:約40%
1級:約17%

 

やはり、弁護士は受験資格が必要で且つ必要な勉強時間も膨大です。

法律系資格の最難関にふさわしい難易度です。

弁護士ほどではないですが、司法書士や弁理士は合格率が一桁台であり、難易度が高い資格と言えるでしょう。

 

上記に比べると、宅建士の難易度は相対的に低く、実務的なメリットを考えると狙い目であると言えます。

 

まとめ

以上、就職や転職で役に立つ法律系資格についてご紹介しました。

資格名 概要
弁護士 法務系資格の最高峰で、幅広い法律の知識が必要となる国家資格。法律事務所、企業法務部どちらの求人もある
司法書士 法務局に提出する書類の作成や、登記などを専門とする国家資格。
宅建士 不動産業界で必須の資格
弁理士 特許出願の代理などを行う知的財産のプロフェッショナル。理系に人気が高い
行政書士 役所に提出する許認可等の申請書類の作成などを専門とする国家資格
ビジネス法務検定 ビジネスに必要な法律知識を検定する

 

やはり、企業がビジネスを行う上で、諸々の法律を遵守する必要があり、法律に詳しい人材のニーズは高いと言えます。

資格取得によって、法律への知識が深まり、資格を保有していることが直接的に評価される場合もあります。

 

もし気になった資格があれば、ぜひ下記から詳細を検討してみてください。

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